チャンカーはマリオン


 ●●●  札幌フリージャズ最前線Vol8
札幌フリージャズ最前線Vol8
定例でD-BOPさんで行われている毬音が大喜びしそうなイベント「札幌フリージャズ最前線」
2016年1月の2回目から参加させてもらい、前回は帰省と重なり参加できなかったので、今回で6回目の参加。メンバー:サックス阿部辰也 ピアノ石橋マヤ子の3人での参加は3回目。

ネットで見つけた中古のチャイナシンバルが前日に届いた。
シンバルってのは新品はどうも音がキンキンして使い辛い。
我が家の経済状況と自分の欲望を天秤にかけ、清水の舞台から飛び降りた気持ちで購入した中古シンバルをこのイベントで初音出し。
これが思いの外良くて(モノの状態ではなく音的に)期待以上のいい音が鳴ってくれた。
それが演奏のモチベーションを上げた。 そして今回は途中にダンサーに参加してもらった事と、短めに区切りオーディエンスに飽きが来ないように工夫した事で演奏に対する集中力の維持が楽だった。
それらの要因から大変楽しい演奏ができた。

聴き手を置き去りにしがちなフリージャズで、聴き手を飽きさせずどれだけ惹きつけていられるかが決め手という自論から、トランス系であれば単調な音を長く流す事で徐々に客を取り込めるが、ノイズ系はダラダラと長い演奏は必ず客は飽きるので、演奏に入り込みつつメリハリと展開に気を遣う必要性、ある意味で「抜く」や「引き際」の重要性を感じていたのだが、今回はダンサーの参加も手伝って、その辺がうまく行ったと思えるステージだった。

とにかく楽しく毬音への祈りを捧げられた。
2018/05/26 (Sat) 23:46

 ●●●  毬音13回目の36歳誕生日
毬音13回目の36歳誕生日
永遠に36歳の毬音である。
11だった歳の差も23離れてしまった。

先行き不安なこの歳になると、歳を取らない毬音が羨ましくなる。

老いとはこんなにも人間を卑屈にしてしまうのかと、嘆くばかり。

毬音、いつまでも自由で囚われの無い36歳でいてください。

※写真は大阪で迎えた36歳の誕生日に友人から頂いたケーキ
2018/05/22 (Tue) 18:03

 ●●●  5/19 小林直子&The TE/TM@ミントンズカフェ
5/19 小林直子&The TE/TM@ミントンズカフェ
朝からの雨も日暮れ時には上がり、曇天で低めの気温。
お店の中ではストーブを点火してたので、僕には外気が心地よい。
この低温のおかげで楽器持ち込みでいつも大汗かきながらのセッティングも、少し軽減されて助かった。

一昨日の初日に比べ、この日は自由度を増量できたが、
ドラムすぐ横にもお客さんが座っているので、音量が気になり控えめな演奏になってしまう。
演奏が終えた時、お店のマスターの弟さんから「今度はドラムソロ長めにやってくださいよ」とリクエスト。
インスト演奏であればなんとかなりそうだが、歌のバックでは難しい。

ミントンズカフェではいつも演奏後の打ち上げにご馳走を出してくれる。余ったものは折り詰めにしてお持ち帰り。

酔いどれたピアノのパキさんと赤坂さんとパキさんのデュオ演奏時代から良く来ていただいているという女性のお客さんを僕の車で送り届けて帰宅。

夜が明けてみると今日は晴天なり。
窓から入る乾いた風を受けながら、冬服から夏服へ衣替えをした。
しかし体調がなんとも不調で微熱があるので、1日ゆっくり休養を取る事に。
2018/05/20 (Sun) 16:57

 ●●●  Trio The Northern Lights@ジャムジカ
Trio The Northern Lights@ジャムジカ
東急百貨店で開催されている福岡物産展。
TVでは梅が枝餅も出店してるとの事。
梅が枝餅はいろいろな店が作っているが食べ比べた結果、
我が家では「かさの家」が一番と思っている。
この物産展に出店してたのも「かさの家」だったので、奥さんがわざわざ雨の中出かけてくれた。

買ってきてくれたのは、梅が枝餅とチロリアン!!
まだ温かい梅が枝餅に食らいつくが、いつも福岡空港で買っているモノとは明らかに違う。
餅に香ばしさが無く、食感も違う。 にも増して空港で買うより高い。
札幌の人にこれが「かさの家」の梅が枝餅と思われるのは残念だ。

チロリアンは相変わらず美味かった。これは現地から調達されたものだからホンモノなのだ。

この日は一日中雨模様。
そんな悪天候の中、古舘賢治・大久保太郎からなるTrio The Northern Lightsのライブに、
メンバーの倍数のお客さんが入ってくれた。
オーロラを表現する一環として沢山のシンバルをセットして演奏する。
ジャムジカのスネアは良い音がするので、自分のスネアはお休み。
演奏も毬音が喜びそうな炸裂サウンド。

それにしても自分の集客力の無さはほとほと情けない。。。
2018/05/18 (Fri) 23:54

 ●●●  小林直子&The TE/TM@DeeDee
小林直子&The TE/TM@DeeDee
今朝は早くから家を出て健康診断へ。
前回の健康診断と場所を変えてみた。
利用者が少ないのか段取りが整っているのか、予想より早く終えた。
まぁ今回はバリウム検査を受けなかったところが速く終えた要因かも。

朝のうち小雨模様だった天気も持ち直し午後からは晴れた。
昨日はこの時期の札幌では珍しく蒸し暑く27度以上になったらしい。
しかし今日は最高気温でも15度と前日より10度以上低い気温で快適。
夜は東京から来たボーカルの小林直子さんの演奏をThe TE/TMで務める。
小林さんとは初対面だが、ドラマーの必要性をあまり感じてない方かな?と言うのが実直な感想。
歌の人はドラムレスの人も多く、ドラムサウンドとの絡みを重視してくれる人は稀なので、珍しい事ではない。
しかし自分は自分なりに楽しめるように探るのが、これまた醍醐味なのだ。

アビー・リンカーンのようなドラムのリズムと絡みつくようなボーカルは、
長唄文化を持つ日本人には難しいのかもしれない。
ドラムレスを好むボーカルのスキャットは信用できないというのが引き出された持論であります。
2018/05/17 (Thu) 23:24

 ●●●  毬音154回目の月命日
毬音154回目の月命日
一昨日仕事関係の東京の友人の母親が急逝した。ご冥福をお祈りいたします。
来月で毬音が逝ってまる13年。
この13年の間にも何人かの知り合い・友人・師匠も逝ってしまった。
何かが大きく変わったような気もするが、本質では何も変わってないのかもしれない。

身近な人や、お気に入りの著名人が亡くなる前後に断層雲を見かける事がよくある。
自分では「この雲を伝って昇っていくんだな」と妙に納得してたりする。

歳をとる事で先行きに不安と絶望しか感じられない国ってどうなんだろう?
先進国とはなんぞや?

来月は命日の近くで余市へお墓参りに行く。
年々減る収入では、以前のように安い温泉宿で1泊と細やかな贅沢もできない。
生うに丼も諦めるしかないのか・・・・
2018/05/16 (Wed) 13:22

 ●●●  The TE/TM演奏@藻岩山
The TE/TM演奏@藻岩山
ここ数年の間、僕の下の歯で奥歯の形状をした歯は1本しかなく、それが唯一の噛み砕くことが出来る歯だった。
1か月以上前、固めのジェリービーンズを頑なに噛み砕いていた。歯茎が痛いにも関わらず噛み砕いていた。  それ以降その歯で噛むと激痛が走り、モノを食うにも難儀していたが、徐々に痛みが引いたので放置していたのだが、激痛が再発。
覚悟を決めて歯医者へ。結果歯が根本付近で折れていたので抜歯。
これで下の歯は前歯の形状の歯しか残らず、入れ歯必至となった。
そんな七転八倒の生活には関心がないように季節は移り行く。
低温が続いた札幌も今日の最高気温は22度。汗ばむ気候になった。
晴天に恵まれたこの日、新緑の藻岩山で演奏をしてきた。
ドラムセットは自前を持ち込みで17時から1時間のトリオでの演奏。
観賞は無料だが、ライブを目的に藻岩山に登ってきた人はそう多くなく、それぞれの予定で許される範囲の時間で入れ替わりで来場して観賞し去っていく行きずりのお客さん達である。なので老若男女、子供も居て、いつものライブハウスでの演奏とは異なって面白い。
この手の晒し演奏は、高校生の時、千葉のマザー牧場の野外ステージで何度も演奏していたので、楽しみ方は心得ている。 ただ高校生の頃演奏してたのはジャズではなくプログレッシブロックではあったが・・・

演奏後に札幌の夜景を楽しんで帰るつもりだったが、終演時にはまだ日は明るく、楽器の搬送とセッティング・ばらしで結構体力を使い疲れていたのでそそくさと退散し帰宅した。
帰ってみると奥さんはススキノへ同窓会に出かけていて、我が家には餌をねだる猫が留守番をしていた。
2018/05/12 (Sat) 20:16

 ●●●  The TE/TM定例ライブ@DeeDee
The TE/TM定例ライブ@DeeDee
ゴールデンウィークなるものにあやかった生活はサラサラ記憶に無い。
むしろ行楽地等が込み合い、旅費や宿代が高い厄介な期間との意識しかなく、
出かける事がまず無い時期。
そんな世間とはかけ離れた生活ではテレビの中だけでゴールデンウィークを垣間見る。

札幌はゴールデンウィークがちょうど花見の時期に当たる。
今年のゴールデンウィークは始め頃天気も良かったが後半はあまり恵まれているとは言えない天候。
まぁ人混みが嫌いなので花見の宴会はもってのほかであり、人が集う事のない近所の桜を見て季節を感じ取っている。
遠くに見える山々の残雪も確実に減り山肌を表してきた。
今回で今年3回目のThe TE/TMピアノ:阿部トリオ2か月に1度の定例ライブ。
自分のリーダーライブとは異なるジャズのスタイルなので、結構四苦八苦しながら挑んでいるのだが、
自分の演奏の幅を広げるには大変ありがたい機会でもある。
そんな苦悩しつつも回を重ねる毎に進化も求められる。
ビバップスタイルの演奏に自分のスタイルを構築する点で言えば、初心者と言えるのかも。
2018/05/05 (Sat) 23:05

 ●●●  桂田みずほトリオ+ゲスト吉井善満
桂田みずほトリオ+ゲスト吉井善満
ピアノ桂田みずほ ベース赤坂実 ゲストとして網走から来られたアルトサックス吉井善満さんでDeeDeeでのライブ。
この日は桂田さんのレギュラー枠に参加させてもらいました。
網走の吉井善満は法政大学のビックバンド「ニューオレンジスウィングオーケストラ」創立に関わった御年75歳のアルトサックスプレーヤーで、札幌でも多くの方とのご縁があり、その関係者が沢山集まったライブとなった。
人柄もとても柔和で初対面で素性もわからない僕ごときにも丁寧に接してくださった。
桂田さんは去年1度、ボーカルの稲川さんのバックを務めた際ご一緒した事があり、今回2度目。 音楽の趣向が同じ方向性と言う事もアリ、選曲が楽しめた。

ライブは3部形式で行い、3部目はジャムセッションで大盛り上がりの夜だった。
2018/04/27 (Fri) 22:57

 ●●●  ボーカル:和島京都とThe TE/TM
ボーカル:和島京都とThe TE/TM
旭川から歌の和島京都さんが来られ、4/18・19の2日間、ピアノ:阿部パキ ベース:赤坂実 ドラムス:自分のトリオでの伴奏を務めた。
場所は18日アフターアワーズ・ミントンズカフェ、19日DeeDee。
両日お店にいっぱいのお客さんで盛況だった。
初日は自分の楽器を持ち込んでの演奏だったが、楽器搬入とセッティングだけで汗だくになりかなり体力消耗してしまう。その影響と当日初対面である和島さんの求める音を探る事で控えめな演奏になった事は否めないが、2日目は前日やった曲のムードを自分なりに解釈できた事と自分の楽器よりも慣れたお店の楽器と言う事から、初日より演奏を楽しむ事ができた。

僕の仕事仲間はジャズに興味のある人はほとんど居ないので、ライブを聴きに来てくれる事はほとんどないのだが、2日目には仕事仲間の一人がひょっこりと来てくれた。 これは嬉しかった。

The TE/TMでの演奏に自分のスタイルを徐々に混入させているので、今後もThe TE/TMの演奏は変化を続けるだろう。
2018/04/20 (Fri) 7:54

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