チャンカーはマリオン


 ●●●  いざ十和田
いざ十和田
徹夜して新札幌で今回のメンバーと合流し、苫小牧へ。更にフェリーで八戸。これが大揺れ! 8時間半ほどの船旅は徹夜のおかげで殆ど寝て過ごし、八戸から十和田へ。
演奏会場となる太素塚で焼肉パーティーを経て、宿へ。
船の揺れ治まらぬまま就寝。
2019/05/02 (Thu) 23:50

 ●●●  令和初日に知った訃報
令和初日に知った訃報
毬音は若かりし時、日本のパンクバンド「ザ・スターリン」の追っかけをやっていたらしく、ボーカルの遠藤ミチロウさんとは顔見知りの仲だったらしい。
毬音が逝った年の11月に小樽・一匹長屋でミチロウさんのライブがあると聞きつけ、馴染みのないパンクではあったが、ミチロウさんに会うためにライブへ行った。
「ザ・スターリン」はステージで脱糞したりかなり過激なバンドとは聞いていたが、その時会ったミチロウさんは純粋で澄み切った存在を感じ、とてもやさしく、毬音の分骨した瓶に語り掛け、「今日は一番近くで聴いておくれ」と大切にミチロウさんのすぐ横に鎮座させてくれた。
そのミチロウさんが「令和」を迎えることなく4月25日すい臓がんで亡くなっていた事を今日知った。 享年68歳。
今日の写真は2005年11月一匹長屋でミチロウさんと毬音が一緒に写った写真を挙げさせていただく。 ミチロウさんのご冥福をお祈りいたします。合掌
2019/05/01 (Wed) 18:35

 ●●●  平成最後の日
平成最後の日
天皇陛下生前退位で31年目の平成も今日が最後の日となる。
自分が30歳だった1989年1月8日から始まった平成。
毬音も平成が終わる日なんて予想もしてなかっただろうが、
永遠なるものは無いのであって、諸行無常なのだ。

1989年で記憶にあるのは、「山頭火・何でこんなに淋しい風ふく」という犬あっち行け局制作のスペシャルドラマ。
脚本家:早坂暁氏は渥美清氏を想定して制作したらしく、本人も大いに意欲を燃やしていたが諸事情でフランキー堺氏が主演の山頭火を務め、好演したドラマ。
これは是が非でももう一度見たい作品だが、DVDにもなってなく、YouTubeでも見かけない。

平成生まれを「ゆとり世代」と揶揄したのはもう昔。
平成の天皇陛下の誕生日が僕と同じ日だったので、この30年間自分の誕生日も祝日だったが、今後は12月23日を祝日として残さないらしい。
振り返ってみると、自分にとって平成は失った(喪った)ものの多い時期だった。
科学の進歩などに由って、時間の流れが加速を増した時代でもあったと思う。

そして個人主義が当然のような価値観となって
日本古来の「和を以て貴しとなす」という教えは、今や否定的に扱われる事もあり嘆かわしく思う。
「自己主張」より「調和」の方がはるかに難しいのではある。
明日からの令和は更に多くを失い、喪失感を感じる実体そのものの喪失も覚悟が必要な時代に入る。

昭仁天皇陛下、ありがとうございました。
2019/04/30 (Tue) 13:21

 ●●●  桂田バンド+ゲスト@DeeDee
桂田バンド+ゲスト@DeeDee
ようやく桜の見頃を迎えた札幌だが、気候は安定せず2〜3日前から肌寒い。
天気予報では朝からの雨が夜には雪になる可能性もあるらしく、タイヤを交換してしまった自分にはうれしくない予報だ。
そんな冷たい雨の降る中、この夜DeeDeeは予約ですでに満席状態。
桂田みずほ:ピアノ 赤坂実:ベース 大村吟弘:ドラムスの基本メンバーに網走から来ていただいたゲストのアルトサックス吉井義満さん。吉井さんとは今回が2度目であるが、吉井さんがゲストの時は前回も満席だった。
肺気腫を患い長いソロは取れないと言う吉井さんではあるが、アルトの奇麗な音色とキレは流石と感嘆させられる。 そんなプレイもさることながら、やはり人柄・人徳の大きさが人を呼ぶのだと実感する。
アフターセッションでは札幌を代表する男性ボーカルの玉川さんも駆けつけてくれて数曲披露。 ホーン奏者も数名参加してのセッション。

降っている雨が雪になる事に恐れ、まだ熱気の残る店を一足先に抜けて帰宅した。
2019/04/26 (Fri) 23:39

 ●●●  毬音165回目の月命日
毬音165回目の月命日
昨日は一日雨音がしっかりと聞こえる雨らしい雨で一時落雷もあり、冬は終わったと実感。
母のスマホに登録してある母用のフェイスブックのアカウントが乗っ取られ、スマホ自体乗っ取られた感じがあったので、こちらへ送ってもらいスマホ初期化、フェイスブックやスカイプ等のアカウントを取り直して新たに設定。 必要最低限のアプリだけ入れて昨日送った。 これからは帰省する度にPW変更しようと考える。
振り返ると毬音が逝去前はスマホどころか携帯電話自体が繋がらず、インターネットも電話回線。まぁこれは珊内だからであり、都会では光回線は存在してたと思うが、珊内ではISDNが関の山だった。 だがスマホはまだまだ普及してなかったので、現在毬音が生きていたら、スマホを大いに活用していただろう。
そう考えると14年で時代は大きく変容している事に気が付くのだ。
今日は朝にオムライスを作りお供えする。 線香は奈良・室生寺の線香。

しばらくバタバタと忙しくゆっくり休みを取れてないのが影響してか、頭痛がしたりいまいち芳しくない体調だが、これも還暦という齢を重ねた上での「通常」なのかもしれない。 時代が変容するのと同じく自分も昔と同じではないのだ。
2019/04/16 (Tue) 8:22

 ●●●  沼田町まで走る
沼田町まで走る
現奥さんの親しい友人で、我が家が夫婦揃って旅行する時には家の猫の世話をしてくれてた人の父上が急逝し、通夜のため夕方に札幌を出発し高速道路に乗っかって沼田町を目指す。
僕はその父上とは面識もないので参列は控えた。
聞いたところその父上は40代で仏門大谷派で修業をして生前には戒名を持っていたが、僧にはならず職業は実業家だった。
一人暮らしの家で入浴中にくも膜下出血で亡くなったらしく、発見されたのは3日後だったとのこと。 家の親類にもそんな状況の親戚が一人いる。師・古澤良次郎もそうだったはずだ。
帰路は高速を避けて下道を迷いながら家路を目指した。

2週連続での弔事。続かなければいいのだが・・・
2019/04/14 (Sun) 22:34

 ●●●  トリオ ザ ノーザンライツ+スペシャルゲスト
トリオ ザ ノーザンライツ+スペシャルゲスト
関東で冷え込み降雪・積雪となったが、札幌は日差しの下ベランダで洗濯物を干せる程順調に春に向かっている。
最近また右足に違和感や痛みを感じるので、通っている整骨院で右腕と首の治療に右脚も加わった。これでまた医療費が嵩んでしまう。

今回のオーロラバンドは古舘賢治氏 大久保太郎氏との3人に、「想」のメンバーだったピアノの中島弘惠さんと歌の宮本マキさんに参加していただいた。
久々に竹田の子守歌を歌入りでやりたかった事と、多忙の中島弘惠さんのスケジュールがうまく押さえられた事で実現したスペシャルなライブ。
懐かしい「想」の曲を半数ほど組み入れたラインナップを演奏。
お客さんの入りは演奏者を何とか超える数になって少し安堵。 メンバーの力を頼りに演奏を繰り広げ内容は充実したものになり満足したものの、自分の演奏での課題が残り、今後どう対処するかに悩む事になった。
バスドラ多用するリズムの曲では案の定弱っている右脚に痛みが走り、曲の終わりまで持つのか不安になったりしたが、これは加齢的に仕方ないのかも・・・
取りあえず無事にスペシャルな夜は終えたのでありました。
2019/04/11 (Thu) 23:30

 ●●●  黒田佳広氏告別式
黒田佳広氏告別式
僕がまだ毬音と出会う前の神恵内在住の頃、アガルタ通信というバンドでのドラマートラを頼まれ、小樽フリーランスで演奏した時が黒田さんとの出会いである。
その時彼はパーカッションを担当していた。
札幌に出てきてからは、アフターダークカフェで月に1度のジャムセッションのリーダーを務めていたのが黒田さんだった事から、何度かジャムセッションに顔を出させてもらい、1度だけそのジャムセッションで黒田さんのトラを務めさせてもらった。
たまたま乗っていた地下鉄で出くわして談笑したり、平岸のKFCで食っていたら「大村さんの姿が見えたから」と笑いながらと突然現れたりした。
深い付き合いではなかったけれど、札幌で音楽活動を始める上で重要な存在であった事は確かなのだ。
ドラマーとしてだけでなく、札幌の音楽関係で彼を失った穴はかなり大きい事は想像に難くない。 リーダーとはこのような人を指すのだと思う。
2019年4月3日 黒田佳宏氏 享年54歳 旅立つ。
黒田さんのご冥福をお祈りいたします。 合掌
2019/04/05 (Fri) 12:18

 ●●●  毬音164回目の月命日
毬音164回目の月命日
春めいてきた昨今だが、昨夜は雪が降っていたようで今朝は一面白く薄っすらと雪化粧していた。 しかし季節は確実に春に向かっているようで、冬が好きな自分としては残念な気持ちになる。
先日のライブの客入りに嘆いてしまったが、聴いてくれていたお客さんの中には初めてジャズライブを聴いたという方は大喜びして楽しんでくれたので、良しとしましょうか。
さて本日は毬音の月命日。早朝からオムライスを作る。
仕事の時間が迫っていたので、若干手抜き感のあるオムライスだが努力は分かってもらえるだろう。 花はフリージアが無かったので桜餅の香りがするリューココリーネを多めにした。季節的には合っているかと。
炊いた線香も奈良・室生寺の独特な甘い香りの線香なので、僕の部屋はなかなか快適な空間になっている。
演奏する事が供養と思っているが、この後4週間ほどライブが無いので極力ジャムセッションに参加したいと思う。
次のライブも自分のリーダーとなるのだが、お客さんが入りますように(-人-)
2019/03/16 (Sat) 10:27

 ●●●  EXPLOSION番外編 スペシャルGIG
EXPLOSION番外編 スペシャルGIG
雪解けも進み、札幌での積雪は12センチらしい。 生活環境としては路面の雪はほぼ消えて除雪で集積された部分や陽の当たらない場所での残雪が見られる程度。しかしこの日は夕方から湿った雪が降り始め、夜には薄っすらと路面を白くした。

今回のEXPLOSIONはギターの池田氏が手術入院のため出演できず、お初となるサックスの須田裕之氏に参加願ってのライブ。
ギターがサックスに変わる事で出る音もいつもと違ったEXPLOSIONサウンドになった。 ただ変わらないのはお客さんの入り状況。
こんなハチャメチャで何が起こるかわからない、毬音が喜ぶようなバンドがあってもいいのではないかと思うが、需要は少ないようだ。
聴いていた奥さんが「演奏は面白く悪くないが何かが足りない気がした」と言う。
サウンド的な事では無く何気に感じた事らしく、帰宅後達した結果は「負のオーラ」という事だった。 ”どうせ俺等はお客さん呼べない”というネガティブなオーラが出ていたようである。しかし現実として努力してもお客さんが入らないのだから、自然とネガティブ思考になってしまう負のスパイラルに陥ってしまうのは仕方ないのかもしれない。 池田氏不参加のままEXPLOSIONを終えるのは避けたいが、受け入れてくれるお店の事を考えると今後ブッキングを入れるのはリーダーとしての精神的限界を今まで何度感じた事か。 
また心の傷が癒えた頃、ブッキングを入れて落ち込むというマゾ的行為を繰り返すのだろうか・・・・
2019/03/15 (Fri) 8:50

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