新しい年を迎え 皆様には新春のお喜びを申し上げます。
北海道を離れて早や16年
北の地に暮らしていた時にはどんなに関東平野の冬の青い空と晴天の日が羨ましかったことか…😢
札幌ではお正月になると閉塞感だけが身体中を多い囲み気分はずっとふさぎがちにテレビで2日、3日の「箱根駅伝」を見ながら望郷の想いで幽閉生活からの脱獄を夢見ていたものです。
人は生まれた土地は選べませんが、大人になればどこに住みどこに暮らすかは自分で決めることができます。
ただ家族がいたり親戚がいたり力関係や縛りがあると我慢しながら不本意な土地で暮らしていかなければならない時期もあり、過去を振り返ると寂しくも悲しい歴史を思い浮かべざるを得ません。
普通の平和な生活を送ってこられた方には理解できない部分で被害妄想ともとらえられそうですが、若く、擦れていなかった本人にとっては非常に悲しいことでした。
そして晩年になり渡り鳥のように季節によって、必要によって漸く自分の思うような人生を手に入れることが出来ました。長い道のりでした。
そんな意味では「箱根駅伝」95年の歴史は精神的にも魂の拠り所となる希望の灯でもあったわけで放蕩生活を続けなければいけないウサギの宿命的なバックボーンになっています。
独りよがりですが、今選んだ人生は今までの自分の貴重な時間の三分の二を耐えてきたウサギのささやかな余命の生きがいです。