Simple Life


チリ パタゴニアの思い出
チリ パタゴニアの思い出
Photo : Amazonで購入した
野村哲也著の写真が豊富で美しい本
一緒に写り込んでいるのは
愛猫りん の 前足


冬物の整理をしていたら
カゴの底に
懐かしいストライプのシャツが出てきた。
このシャツを購入した経緯は、
私がJICA のプロジェクト専門家として
パラグアイに赴任していた時
任国外旅行で、アルゼンチン、チリへの旅の最終日
チリの首都サンティアゴのコンサートホール
Teatro Municipal ,Santiago
( ミュニシパル シアター オブ サンティアゴ )
で開催される
諏訪内晶子さんのバイオリンコンサートを
聴きに行くことにしたからだった。

南米最南端のパタゴニアの大自然の中の旅から帰り、
サンティエゴの空港からその日宿泊予定の
ホテルに行く市内バスの中でふと目に入った
重厚な歴史的建物の劇場。
アウトドアの自然環境に浸った冒険者の私が
久々に触れた「文化」の風だった。
ホテルチェックイン後
その夜の演目を確認し、当日券を購入したというわけだ。
しかし、問題は劇場に入場する私の服装。
旅の終わりだし、そんな場所に相応しい洋服など
はなからリュックに入れてるわけもない。
で、
街を探して、購入したのが
この水色のペンシルストライプのシャツと
ココア色のスエードのパンプス。
ボトムは持ち合わせのチノパンを
ホテルのランドリィにお願いして
超特急で仕上げてもらった。
これで完璧!

そんな思い出もあるシャツで捨て難く
ずっと着ないままで残していたのだ。

一気に、私の中に
あの壮大な「 世界の果て fin del Mindo 」
パタゴニアの圧倒的な自然の風景を歩いた映像が甦ってきた。

「世界でもっとも美しい大地」

パタゴニアの冷涼な青白いペリト・モレノ氷河や
パイネ国立公園の山々
最南端のウシュシアの街 etc…

できるならば、あのチリのパタゴニアに
もう一度訪れたい。

そんな渇望のような思いでいっぱいになった。

現実が、あまりにも精神的に過酷だからだろうか…




2025/03/06 (Thu) 8:13


降 雪 Early Spring in May 2025
降 雪 Early Spring  in May  2025
今週に入って、気温が急激に下がって
火曜日の夕刻から雪が降ってきた。
湿ったベタ雪だったけれど、
朝起きて見てみると
結構屋根や駐車場に停めている車を
白く覆っていた。

夕方近くになると、もうほとんど解けて
水溜りになっていた。

3月になって、一気に真冬に逆戻り。

それでも、そこここのショップには、
桜色の商品が並んでいて
なんとも言えず、ほっこり癒される。

私の身辺に大きな変化が起きる。
また新たな道を進んで行こう。

2025/03/05 (Wed) 23:09


28年ぶりの帯広
28年ぶりの帯広
今年も梅の花が盛りを迎え、春ももうすぐそこに来ています。

さて、今年の冬は、帯広も大雪に見舞われて、
例年になく寒い冬になったようですね。

さて、昨年、遅い夏休みを取って、9月初めに3泊4日の北海道旅行をしました。

大学院を休学して、東京に戻ってから、実に28年ぶりの帯広滞在でした。

母校、帯広畜産大学など懐かしい場所、行きたかった場所をめぐる旅になりました。

その28年前は、
愚息がお腹の中にいて、止む無く大学院生活を休学することになり
それまで住んでいたアパートを引き払うために訪れたのが、
1996年10月でした。

その後の私の28年間は、
波乱に満ちた人生になりました。

馬産地である日高まで、
レンタカーを飛ばしてシンザンやホクトベガの
お墓参りをしたり、
大学院の指導教官(現学長)に再会したり、
立派になった母校の研究施設などを訪れることができ
感慨深い旅になりました。

北海道は、やはりどこか異国です。
街に点在するコンビニも、
セブンイレブンやローソン、
ファミリーマートというような
東京ではおなじみのお店ではなく
北海道特有のコンビニです。

そして、何より広大な大地の風景。
そのダイナミックな自然は、
やはり
この狭く、ごちゃごちゃした東京とは
全然違いますね。

私の終の棲家は、この東京になるのでしょうか。。。

少し考えてみてもいいのかもしれません。

そんなことがふと脳裏に浮かんで
春の日差しの中、
私の前に新しい道が広がってきたような気がしています。

2025/03/01 (Sat) 0:11


いつかまたどこかで
いつかまたどこかで
イラスト: わたせ せいぞう


そう言って、
笑って握手をして別れた人々に
一体、何人の人に再び逢えただろうか。

サンフランシスコのケーブルカー
マラウイ、Zombaの教会
ロンドンのCDショップ
チリ、パタゴニアの氷河
パラグアイ、アスンシオン大学構内
etc…

それらの場所で一緒に過ごしてきた
人々は、
今、どこでどうしているのだろう。

春の気配がする日本の都会で
ふと頭に浮かんできた
遠い過去の思い出の中の風景、
その中にいる人々。

私が、今この日本の片隅で
こうして生きていること、
彼らは想像もしていないだろう。

否、
誰かが私の存在を思い出してくれていたならば、
私があの時、そこで生きていたことは
ささやかな価値を残しているということだ。


2025/02/26 (Wed) 11:58


明日から通常国会開幕
明日から通常国会開幕
今夜は特に堂々として見える。
2025/01/23 (Thu) 23:14


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