久々に釣り抜き週末を送っております。
昨日から帰省中…美保関を目前に釣竿持ってきておりません(ーдー;)
うーむ、この前の淡路といい、釣竿抜きのオフ日に限って風が穏やか。
で、毎度毎度、実家近所の某ベリー店に寄り道するんですが、
なんかね、都会の店舗とは違うお宝があって、スゲー楽しい。
こんな田舎でも、色々釣具売る人多いんよね。
んで素晴らしい掘り出し物探しの採掘をしとります。
今回、ティクトのアップセッターっていうロッドがあって、
元々はグルーパー(ハタ類)狙いの大型ロックフィッシュロッドなんですが、
もうね、完全な琵琶湖遠投ヘビキャロロッドに良さげな超ヘビースピニングロッドで。
なかなかガッツリとバットが硬くて、ティップが入り込むアクションのロッドって
特別変態仕様で、まあ売れないロッドやと思います。
ダイワやシマノの大手メーカーでは、マイルドなニュートラルアクションの
バーサタイルロッドを好むんで、こういう尖った感じの商品開発は難しいのかなと。
そりゃそーよね、大手は数売ってナンボの物作りやと思います。
でもたまに、こういう少数派にウケるマニアックなロッドが世にリリースされては、
売れずに消えていくんですが、そのタイミングでゲットしなければ
なかなか出会うことがないんよね、求めてる理想の竿って。
リールは機械なんで、変な言い方すれば代わりになるのは次々出てきます。
好きな機種もリニューアルされて、より良くブラッシュアップされて出てきます。
それで問題なく手に入りますが、竿はなかなかそうはいきません。
釣りをしない人は釣竿って同じように思うかもしれませんが、
長さ、硬さ、アクション、全てが釣り人の体型、釣りのスタイルによって、
求める条件って千差万別なんよね、無制限に必要なファクターがあって。
僕自身が求める、琵琶湖仕様の遠投キャロ竿に足りなかった『硬さ』っていう
ものは、一般的なスピニング+PEラインの釣りには不要な部分なんよね。
エギング、ワインド、シーバス等、どれも食わせるにはある程度の柔らかさが必要。
でも琵琶湖のヘビキャロは、遠くで掛けてから寄せるっていう動きの他に、
ウィードをかわす、ウィードから抜くっていう部分も重要な要素で。
そのウィードに負けないように、パワフルなバットを持ちあわせたロッドが欲しくて。
今まで数本試しながらも、なかなか満足いく竿が無くて…。
まだまだ柔らかすぎて、なかなか満足できませんでした。
ショアジギングロッドの8フィートクラスって無いしね。
そのイメージに近いと思ったのが、このアップセッターって竿です。
初めて見たんですけど、触った瞬間にビビビッと欲しいスイッチ連打状態。
悩んだけど、大阪に戻ってからでは買いに来れないんで思い切って…でも悩む。
1か月早いクリスマスプレゼントを自分にと納得させようとしながら…やっぱり悩む。
でも、このアクションには2度と出会わんかもと店内で振りまくるパンダ。
店員、チラチラ見てるし。コイツ買うんかなーと。
うん、まだまだ琵琶湖キャロは追求するやろーし、まだ納得もできてない。
それと、ライトショアジギングにも多分良さげ。
特に美保関辺りの足場の低いポイントでは長竿は無用でショートレングスが欲しい。
そう思いながら、レジに持っていくと店員ニヤニヤ。売り上げ貢献しますよ!
でも琵琶湖デビューは来年春よね、多分年内行かないし、冬場は休みやし。
その前に海で使います。
こんな硬い竿…なんて思われそーやけど、何度も琵琶湖で痛い目を見てるんで、
強力なパワフルアクションが必要なんです、ハイ。